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2010年10月07日

権限委譲:4 仕事の分担をする力が必要

分身・ナンバー2が誰なのかが明確になり、理念・方針の擦り合わせが出来たならば、部下の役割と責任を明確にしましょう。

管理者(分身・ナンバー2)は「誰に何を期待するのか?」、また部下は「自分は何を期待されているのか?」を互いに理解しておかなければなりません。

良くあることは、管理者(分身・ナンバー2)が一般社員と同じ仕事をしていたり、一人で仕事を抱き込んで、なかなか部下に仕事を譲らない管理者がいます。

それは、管理者(分身・ナンバー2)とはいえません。

管理者(分身・ナンバー2)としての任務を果たすための時間は限られています。

その中で最大の成果をあげることが管理者(分身・ナンバー2)に求められています。

であれば部下の能力を借りて成果をあげなければならないわけですね。

管理者(分身・ナンバー2)は、自分がやるべき仕事と部下の力が借りられる仕事の選別する力が必要です。

ある日、『社長夫人革新講座』の受講生の皆さんと昼食時にある社長夫人が・・・

「私がこんなに働いているのに、社長(夫)が分かってくれないんです」って話しているのを聞いたので「それは、貴方が頑張っているということと社長が貴女に期待している仕事の仕方が違うのではありませんか?」と答えたら表情が一変しました。

私が思ったのは、社長は奥さんに対して、社員と一緒になって髪振り乱して働いて欲しいとは思っていないのです。

社長が彼女に期待しているのは、管理者(分身・ナンバー2)として部下に指示して全員が生産性の高い仕事をして欲しいと願っているということです。

次回の講座にみえた時は、穏やかな表情で、とても綺麗になっていたんですね。
大きな気づきがあった様です。

管理者(分身・ナンバー2)は、自分がやるべき仕事と、部下の力を借りる仕事とを選択する力が必要なのです。


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Posted by 矢野千寿 at 11:30Comments(0)