社長夫人にしかできない 『経営問題を見抜く会計』とは？

今日から４月に入ります。

新たな事業年度を迎えられる企業も多いことと思いますが・・・弊社も今日から新事業年度を迎えます。

ある顧問先でも先月内部移動の内定があり、今日付けで新しい部署に配属され仕事が始まります。

その中の課長３人と先日個人面談をしました。

その内、移動が納得できなくてマイナス的な捉え方をしている方もいました。

“組織は戦略に従う！”と常に皆さんにお話しています。

Ａさんは、製造の技術開発部門の課長。

その部署は、常に材料の研究開発、不具合の改善、新たな技術開発の研究を担っているところ。
そのメンバーが７つの直接製造部門に配置されために手足がもがれたような失望感を感じていました。

会社の方針は、一部門で技術開発をするよりは、直接製造部門に関わることでもっとタイムリーに問題解決ができ、生産性が高まるという方針のようです。

Ａ課長曰く、「せっかく育てた人材をまた取られた！」という批判的な発想です。

そこで私は「技術開発部門というのは、高品質・高技術・短納期・コスト低減を追及する部署であり、考え方を変えれば、その研究が世界的な価値を生み出すことになることも期待できる部署だということとそのための人材を創造する部署と考えるならば、育てた人材が社内に配属されるということは、人材の創出という価値を生み出したと捉えることではないか！」と申しました。

するとＡ課長は「今まで、そんな発想で仕事をしていなかった。価値を生み出す仕事と考えるならば、部下が他部署に配属されるということを誇りだと捉えることができます！」と。

以前、「４つの目」についてお話しました。

１．「虫の目」
２．「鳥の目」
３．「魚の目」
４．「心の目」

Ａ課長は近視眼的な「虫の目」で考えていたのです。

「鳥の目」で高所から見れば、素晴らしい価値のある仕事ができるのです。

皆さんの仕事は、発想を変えれば素晴らしい価値のある仕事なのです。

一度、「鳥の目」で高所から見てみてください！


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時　間：１０：３０～１６：３０

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第４講　6/8(土)・第５講　7/12(金)・第６講　7/13(土)

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