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2010年08月11日

NPのパーソナリティの特徴

前回は、TA理論の6つのパーソナリティのうち「CPのパーソナリティの特徴」についてお話しましたが、

今日はPのその2「NPのパーソナリティの特徴」についてお話しましょう。

2.NP(保護的P、Nurturing Parentの略)
親のとっていた人に対する愛情の持ち方、示し方を取り込んで自分の人柄としたもの

①特徴

人に対する愛情・思いやりを持ちそれを表す行動を見習って出来た部分です。

②OKな側面

やさしさ、思いやり、世話をする・配慮する、慰める・元気付ける、許す・援助する、相談にのる・保護する。

③OKでない側面

過保護・過干渉、甘やかす、おせっかい、わがままを許す、相手の自立を妨げる、依頼心を助長する。

④低い場合の特徴

悪意なく不親切、困っている人がいても気にならない、人への関心が少ない、相手より自分が優先、冷たい人と見られる

例えば、

組織の中で、NPのOKの側面にあるように、CPのパーソナリティと比べて非常に暖かいパーソナリティだといえます。
しかし、この指標が高すぎる人は、「親切も度が過ぎるとおせっかい」というように、相手が望もうと望まないに関わらず手を出してしまいます。
従って人材育成においては、相手の自立を妨げることにもなりかねません。
また、CPが低くNPが高すぎると、自分にも甘いという傾向があると共に相手にも甘くなりますので、自ら律する努力が必要です。

また、CPもNPも組織の中での役割意識もありますので、相手がどちらのタイプで役割を果たせるかを見ると良いですね。
 
私は面談するときに、まずOKの側面を認めたうえで、OKでない側面が日常の行動の中で出ていることを話しますと、相手は素直に気づいてくれます。

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Posted by 矢野千寿 at 11:30Comments(0)