2009年12月03日
下坐に生きる
いよいよ師走を迎えました。
しかし、暖かいですね。
さて、先月から持ち越した私が影響受けた神渡良平先生の先生3冊目の著書“下坐に生きる”のご紹介ですが、
1ページ目をあけると坂村真民先生の序文があります。
この1節に坂村真民先生はこう書かれています。
「私が仏教に深入りしてきたのは、釈尊の教えが大地に根ざしていたからだった。
“坐”という文字は土の上に二人の人が並んでいる。上下ではなく、対等に並んでいる。
つまり、“坐”には、仏と衆生とは同一であり、差別がないととくところにある。
何もかも金、金、金という平成の世の飽食暖衣、こんなことは人間として決してしてはならない。」
私は、坂村真民先生の書かれた“下坐”の意味をしり、
それから夢中にページをめくって“目からうろこ”と言う状態なり、それまでの悶々としていた心が晴れたのです。
世の中には、金、金、金という平成の世の飽食暖衣の時代に、
人は上昇型の人間が多い中で、ひたすら一貫して下坐業の生き方をされている人があるのだということを知ったときに、
一般に私のようなコンサルティングの業界にいるものは、“指導”という言葉を安易に使ってしまう。
たとえどんな社長であろうと実践に勝るものはないと私は思っています。
経営もしたことのない人間が指導は出来ない。
そこで、私のこれからの生き方はあくまでも“下坐業” だと思いました。
ですから“指導”ではなく“支援”だということです。
平成12年にこの本に出逢い“大地の上に、企業と私と同じ目線で一緒に考えて答えを見つける” といったスタンスで今日まで一貫して取り組んできました。
そのほうが、相手の力の成長につながります。
ある社長さんが「先生のやり方は、遠回りのようだけど結果が出るのが早い」といわれたことがありますが、
それは同時に人を育てながらですから、“企業に力を残す”ことになるからです。
社長と社長夫人をガッチリ!サポートするアローフィールドのホームページをご覧下さいね!
社長夫人の「経営陣としての意識改革」と「実務能力の向上」を目的とする
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つまり、“坐”には、仏と衆生とは同一であり、差別がないととくところにある。
何もかも金、金、金という平成の世の飽食暖衣、こんなことは人間として決してしてはならない。」
私は、坂村真民先生の書かれた“下坐”の意味をしり、
それから夢中にページをめくって“目からうろこ”と言う状態なり、それまでの悶々としていた心が晴れたのです。
世の中には、金、金、金という平成の世の飽食暖衣の時代に、
人は上昇型の人間が多い中で、ひたすら一貫して下坐業の生き方をされている人があるのだということを知ったときに、
一般に私のようなコンサルティングの業界にいるものは、“指導”という言葉を安易に使ってしまう。
たとえどんな社長であろうと実践に勝るものはないと私は思っています。
経営もしたことのない人間が指導は出来ない。
そこで、私のこれからの生き方はあくまでも“下坐業” だと思いました。
ですから“指導”ではなく“支援”だということです。
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Posted by 矢野千寿 at
14:00
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