2010年03月26日

幹部の育成は、その人の本質を見極めることから始める

3月は、新年度に向けた準備で多忙な時期でもありますね!

3月いっぱいで退職する人の手続きや新入社員を迎える入社式の準備などと・・・

特に企業に於いては総務が一番忙しいのではないでしょうか?

私の顧問先で2年前に定年迎え、嘱託で継続雇用をされ会社に貢献し、いよいよ本格的な退職迎えるN部長さんがいます。

42年間勤務されてのことですが、

稲盛和夫さんの

「20歳までは社会に出る準備をしなければならない。

また、社会に出てからの40年間は一所懸命働かなければならない。

そして、60歳過ぎたら死を迎える準備をしなければならない」


という言葉を思い出します。

60歳から如何に生きるかが大事なんですね。

これからの生き方で、いい人生かどうかが決まります。

現在、この会社の幹部さんの育成のお手伝いをしていますが、

最初の3ヶ月間は幹部会議に参加しても何も言ってくれないんです。

とうとう、3ヶ月目に私は、「こんな会社初めてです!」って怒ったんです。

そこで、TA(自我分析)の手法を使って、幹部10名の個人面談をしたんですが、個人的に話すと、みんな良いものを持っていたんですね。

ただ、「話をしても聴いてもらえない」

「言いだしっぺが皆やらなくてはいけなくなるので、それはしたくないから言わない」

「過去にいろいろ言った人がいるけれど、そういう人は辞めて行っている」

などと面談のときに言っていましたが、それ以外に会社を批判することもない。

価値観のレベルもベースがあるので、正しく導けば変化成長できるものを持っている人たちと判断しました。

この幹部さんたちを活かせば相当な戦力になるのでは?と思ったんです。

みんな家族を背負って一所懸命働いているものを感じるんです。

「男だな~!」って思いました。

この続きは、次に書きます。

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幹部の育成は、その人の本質を見極めることから始める

Posted by 矢野千寿 at 13:30│Comments(0)
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