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2007年12月03日

決算書が読めない経営は”我流の経営”

12月1日
皆さんご無沙汰しています。
11月21日に長野県伊那市の商工会議所の講演を終えて、21日から25日まで名古屋で仕事をし、25日の夜は神奈川県平塚の姪のところに泊まり2歳の女の子と遊び、26日は新横浜にある会計事務所で社長夫人革新講座(基礎編)の3講を終え、27日、28日は九州に戻って伊万里の会計事務所の社長夫人革新講座(基礎編)5,6講を終え、また29日は新横浜に戻り、また横浜の会計事務所で社長夫人革新講座(基礎編)の4講を終え、夜は品川プリンスホテルで東京の第2期の受講生お二人と会食、そしてようやく30日に福岡に帰ってきました。

 皆さんに「大丈夫ですか?ムリしないでください」と心配されたり、「どこからそんなパワー出るんですか?」と聞かれたり、最近は行く先々で同じことを言われるのですが、一体私は人にどのような姿を見せているんだろうと不思議に思っています。
 だって、私は中小企業の社長夫人を育てて、日本の経済を支えている中小企業の経営基盤を強くし、ひたすら日本の経済を革新しようという使命で全国に行っているんですから
特別ムリをしているわけでもなく、反対にいつも必要とされているところに行く事にワクワクしているんですよ!

 今日は久し振りに自宅にいて、朝からお墓参りとお寺参りを済ませ、午後から未来のスタッフ(前田美砂)を育てる時間を過ごしました。
 でも、長い間の出張の反動なのか、昨夜からやたらに料理をして冷蔵庫の中はいっぱいになってしまいました。
ちなみに、ビーフシチュー、おから煮、ほうれん草の胡麻和え、さばの煮付け、さばの立田上げを作りました。

●今日は、決算書が読めない経営は“我流の経営”だということをお話しましょうね

あるとき、某銀行の幹部の方にお会いした時に、「決算が読めない社長には、今後融資をすることはしません」と、厳しい言葉で言われましたことを思い出します。

先日某会計事務所主催の「社長夫人革新講座(基礎編)」の5講で「経営分析」に取り組んだのですが、各受講生の席を廻り受講生の決算書を見て改めて感じたのは、「社長が決算書が読めていない」ことに気づいたのです。本当に決算書が読めていればこんな経営はしないと思ったのです。まさに“我流”の経営そのものですね!
「貸借対照表」は支払能力と財務体力を見るのですが、“正しい経営判断”ができる決算書ではないということです。そのポイントとは、
1. 「自己資本比率」が非常に低い
2. 短期の支払能力を見る「流動比率」を見ると余分な投資が多い    
  特に、棚卸資産・その他の流動資産(短期貸付金・立替金・仮払金など)に無防備に資金を使っている
3. 「当座資産(現金・預金・受取手形・売掛金・有価証券)」が少ない
  売掛金は果たして全額回収できるのだろうかということも疑います
  特に現金・預金が流動負債に対して少ない
4. 「固定資産」への投資も借入依存になっている
今後の中小企業は、資金の充実を図らないと思い切った経営はできませんね。

「損益計算書」はその年の営業活動における収益性を現しているのですが、もっと損益計算書を読むと、問題はたくさんあり、「本業」の行き詰まりさえ感じます。
売上が上がらなくとも、まだまだ「利益の取りこぼし」があるんですよ。
社長と社長夫人は共に「決算書」が読めなければ、経営者とは言えません!

●社長夫人革新講座 開講予定

○福岡 第8期(実践編) 《第1講》2/21(木)《第2講》2/22(金)《第3講》3/14(金)
                《第4講》3/15(土)《第5講》4/4(金)《第6講》4/5(土)

○東京 第3期(基礎編) 《第1講》3/7(金)《第2講》3/8(土)《第3講》4/18(金)
                《第4講》4/19(土)《第5講》5/9(金)《第6講》5/10(土)

○大阪 第3期(基礎編) 《第1講》4/22(火)《第2講》4/23(水)《第3講》5/20(火)
                 《第4講》5/21(水)《第5講》6/20(金)《第6講》6/21(土)


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Posted by 矢野千寿 at 00:12Comments(0)