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2010年12月21日

V社の事例:12月の挑戦

V社は、私の実家の会社でユニフォームの販売をしています。

以前にも書きましたが、私が20代から30代にかけて経営参加していた会社で、福岡支店を現社長の弟と立ち上げた会社でもあります。

私ごとの事情で退職して30年になります。

約20年間のコンサルティング活動の実践をこの会社で検証してみようという発想で関わることにしました。
この検証をブログに書いてみようと思いますので皆さんも参考にしていただければと思います。

父が創業して長男の現社長が継承して約35年経過しております。
いよいよ再構築が必要になってきました。

原因は、「良樹細根」経営基盤の仕組みを作らないで我流の経営の行き詰まりですから・・・これから一つ一つ取り組んでいきます。

まず、私は月に1回くらいしか行けないので、会議で成果をあげようと考えています。

私が開催している『社長夫人革新講座・基礎編』の5講で開示を取り上げています。

その実践です。

これまで3回にわたっての会議に参加しました。

まず、売上をあげて利益を出すことが先決!

“赤字ならば一円でも黒字に、黒字ならば更に黒字に・・・”

この会社は黒字ではあるが、キャッシュフローから見ると利益が足らないという内容ですから・・・

この1年は、

1.戦略・戦術・方針を明確する
2.目標達成意識の醸成と、行動の習慣化
3.営業管理の仕組みづくり
4.成果に見合う評価制度を導入する
5.過去の概念・習慣からの脱皮(意識改革)

今の段階の会議では、社員のウォンツを探りながら問題解決の取り組みです。

①社員の力をつけるために、自発的に発言できる雰囲気を作ることです。

社員はしっかり意見を言ってくれています。意見を言うということは、自分の言葉に責任を持つということです

②決定したことは、次の会議までに宿題にする

③次の会議で、進捗状態の報告を受ける

すでに社員は一つ一つ階段を登っていることを実感しているようで明るくなりました。

書籍  『これからの社長夫人は会社経営のプロになれ!』 も是非、お読みくださいicon77

現在、2冊目執筆中ですicon77お役に立てるように精一杯書きますので楽しみにしていてくださいicon77

You Tubeも見てください!

社長と社長夫人をガッチリ!サポートするアローフィールドのホームページをご覧下さいねicon77


社長夫人の「経営陣としての意識改革」と「実務能力の向上」を目的とする
日本初!社長夫人向け勉強会『社長夫人革新講座』も開講中icon77



  


Posted by 矢野千寿 at 11:30Comments(0)

2010年12月15日

プロの条件

11月の千寿会で、スポーツジャーナリストの二宮清純氏を講師にお迎えして、その講演の内容のなかで「強い組織を作るならば、強い人を作る」という言葉がありました。

そして、12月2日の私のブログで

“対価を得る以上プロだという意識を持つことが社会に必要とされ人間だということを自覚すべきだ”ということを書きました。

先週、致知出版社にお邪魔した時に

『人間力を高める5つの秘伝:プロの条件』

『心に響く小さな5つの物語』


という本2冊をプレゼントしていただきました。

早速ホテルに戻って先ず『プロの条件』を開くと、同じことが書いてありました。

第一章:プロの条件

『職業のジャンルを問わない。仕事をすることによって報酬を得ている人は、そのことによって、すでにプロである。またプロでなければならないはずである』


私は、人に、社会に必要とされる人間こそが幸せな人生をおくれる人だと思っています。

ナポレオン・ヒルの成功哲学の中に、

「欲しいものがあれば、先に代償を払いなさい」という一節があります。

プロの条件の中にもこの言葉がありました。

私はわが社のスタッフの育成に

尽くしなさい(奉仕のこころ・目先の代償を求めない)

自己投資をしなさい(自ら自分を高めるための時間・お金・奉仕などの自己投資)

報いなさい(感謝の心で報いる・恩に報いる)


神仏は、このような努力をした人にのみ手を差し伸べてくださる!ということを伝えています。

表現こそ微妙に違いますが、“真理”は同じです。

『強い組織を作るということは、強い人間を作る。

強い人間を作るということは、目先の代償を求めるのではなく、このような考えを持って努力する人を作ること。

我々リーダーが率先して自ら行動して見せることから始まるのではありませんか』

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2010年12月14日

日本には、まだ社長夫人が勉強する文化が無い

先週東京へ出張したときに、人間学を学ぶ月刊誌を出版されている致知出版社さんへ伺いました。

会社を移転されてから始めての訪問でした。

以前、1996年1月号の記事に取り上げてくださったり、そのご縁で私の『社長夫人革新講座』の“基礎編”と“実践編”の2つの講座を開講していただいたことがありますので、とても懐かしい訪問でした。

何もアポイントもしないでの訪問でしたが、専務の柳澤まり子さんが居られて気持ちよく応対していただきました。

柳澤専務さんが言ってくださったのは、

「矢野さんの社長夫人を育成するという理念は賛同していて、特に基礎編の第1講は素晴らしいと思っています。私も何とかお手伝いをしたいといつも思っています。」と有り難いエールを頂きました。

そこで私は、過去の話をしました。

『今年講座を開講して9年目を迎えましたが、社長夫人が勉強するという文化が日本には無いように思うんです。
数年前に東京の日経新聞の文化部取材があった時に、
記者の方が一日私の講座に参加されていて驚かれたのは、
「自分は、“共に働く夫婦”の取材をするつもりでしたが、それは、散髪屋さんの夫婦・自転車屋さんの夫婦・漁師さんの夫婦の姿をイメージしていたのですが、ここでは経営の話、財務の話ではありませんか?驚きました!」

それからしばらく考えて記者曰く、

「何故、今まで日本はこういう形で社長夫人の育成に取り組まなかったんですかね?」

そこで私は、

「それは、今までの日本の社会が女性軽視、女性蔑視の文化が根強いのではないですか?」

記者曰く

「しかし、中小企業の社長夫人が、こういう形で勉強すれば日本の経済は変るのではないですか?」

私は、

「確かに社長夫人が勉強して社長を支えたならば、そこで働く社員さんも幸せになれるし、それによって中小企業が活性化すれば必ず日本の経済は変ります。そう思って取り組んでいます。」

社長夫人の育成に取り組んだ人は、日本にはたぶん無かっただろうし、今もないように思います。しかし、その文化を創ることは大変なことですが、私の使命だと思っています』と・・・

帰るときには、柳澤専務はじめ数人の社員さんが、丁寧にタクシーに乗って走り出すまで見送ってくださいました。


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2010年12月13日

また、一つの会社が甦りました

9日から東京に出張しています。

昨日は、昼間は受講生の会社のフォローアップをしました。

今年の2月は悲惨な状態で会社を閉めた方が良いのではないか?というぐらい・・・

この会社の社長夫人Kさんは真剣に悩んで相談を受けたんです。

私は、「会社を閉めるにもかなりのエネルギーがいるし、再起を図るのもエネルギーがいるわけだから、数字を見る限りでは再起を図るプラスのエネルギーを使ったほうが会社は甦るのでは・・・」

と言って、毎月フォローしてきたのですが、見事に後半の半年(9月決算)で約4000万円の経常利益が出ました。

社長夫人が副社長となって覚悟したところから始まりました。

ここです!

私は、「赤字ならば一円でも黒字に、黒字ならば更に黒字に」です。

黒字化が図れたからには、これからが本格的な“経営基盤の再構築”です。

課題は山ほどあります。

平成20年のリーマンショックでかなりの中小企業が大打撃を受け、いまだ厳しい経営環境にありますが・・・

その時に、 “必ず甦る”と信じ社長夫人達を励ましてきました。

その翌年の年始めに“今は耐え、中小企業の経営基盤の再構築に取り組む”ことだと皆さんに伝えました。

そして、今年の初めには“礎を築く”ということを一年の道標としてお伝えしました。

来年は、“スキルを高める”ことです。

社長夫人の皆さん!覚悟して社長と共に必ず取り組んでください。

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2010年12月11日

経営分析力は経営判断力の最大のベース

昨日、社長夫人革新講座『夢創り会計(戦略編)』の受講生の個別指導をしました。

20年のリーマンショック以来、急激に業績が落ちている製造業の会社です。

20年売上高 42,000万円

21年売上高 15,000万円に激減

22年9月決算 20,700万円までに回復

しかし、債務超過14,300万円になっていました。

支払利息は1,200万円で売上対比5.8%という非常に苦しい状況にあります。

昨年、その会社の社長さんにお会いして時は、

「もう会社は持たないと思っていたのが、専務(社長夫人)が先生のところで勉強させていただいたお陰で、金融機関から社会保険庁や市役所などに行って返済や税金の支払を一時的な停止を依頼し、何とか今があります」と言っておられたんです。

このたび個別のフォローアップをしていると、これからどれだけ頑張れば回復に向かうのかが分かっていなかったんですね。

経営分析をした結果

損益分岐点売上は23,700万円ですから後3,000万円頑張ればいいんです。

減価償却費が約2,500万円ありますから、あと3,000万円売上を上げれば資金が回復します。

今後、しっかりした利益計画を立てれば、
10年間で現在の45,000万円の借入は返済できると判断しました。

私はいつも「赤字ならば1円でも黒字に、黒字ならば更なる黒字に」言っています。

22年9月期の経常損失は、約1,800万円でしたから、1円でも黒字にするには3,000万円の売上が必要です。

それが出来れば、更なる黒字にですから次の戦略・戦術が必要になります。

先ずは、経常利益の黒字化が最大のテーマです。

経営分析の力がつくと“頑張り方”が見えます。

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2010年12月07日

強い人をつくりには、採用は命がけで・・・

日曜日に山口のリハビリ病院まで母の見舞いに行ってきました。

洗濯物もたくさん溜まっていて一日中洗濯にかかっていました。

でも、当日はお天気が良くて気持ち良いほど洗濯物も乾き、スッキリして帰ってきました。

さて、4日の土曜日にある会社の会議に参加しました。

売上が低迷しているために“強い組織を作るには、強い人を作る”という課題に取り組むためにまず社員の潜在意識を探ることから始めたのです。

社員のニーズ・ウォンツは何なのか?

安心したのは、社員は前向きに頑張りたいと思っていることです。

しかし、その仕組みが無いことと社員が長年訴えているのですが、経営者が旧態依然のアナログ的な考え方なので時代に乗り遅れている状況でした。

まず、売上を上げる仕組みづくりに取り組みます。

そのためにももう一人増員したいのですが、命がけで出会いを待ちます。

ポイントは、「採用には命をかけるものだ」と意気込んでいます。

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2010年12月03日

人を作るには「愛とシンプル」

ある会社の幹部会で、一人のスタッフ(女性)の問題が話題になっていました。

・指示したことがすべて中途半端に終わっている。
・上司が仕事を依頼しても返事をしない。
・報告も無い。
・電話の応対も悪く、受話器を置くにもガチャッと置く。

まあ、いろいろと上げられていました。

その内容から判断すると、表に出している彼女の感情は、プライドが高く注意すると素直に受け入れないで反抗的な態度をとっているように感じました。

3ヶ月前に一度個人面談をしているので、その後の彼女の変化を見るために今回再度面談をすることにしました。

一人ひとりを強い人に育てるためには、個人面談はTA(交流分析)の手法を活用すると非常に成果が出ます。

そこに、常務(社長夫人)を同席して頂き、隠れている本質の部分を探ってみました。

一つの事例を常務さんから話していただいたのが、

「この間、別の部屋にあるプリンターを事務所のプリンターとつなぐように指示して、その後報告が無いので、終わりましたか?と聞くと・・・貴女は終わりましたと報告してくれましたよね。
しかし、実際に使ってみるとつながっていない。
それはどういうことでしたか?」

と彼女に質問されたら・・・

彼女は「つないだんですがエラーが出たので、もう一度やり直そうと思ったのですが、常務から聞かれてつい終わりましたと言ってしまいました。」と答えていました。

そこで彼女が気づいたのは、

「注意されたり、自分が出来ていないことを指摘されると私はいつも言い訳していて、出来ていなくても出来たといったり、何か指摘されると反抗的になったりしてしまう自分があります。」と・・・

「では、そういう自分が好きですか?」と質問する。

すると「いいえ、嫌いです。」との答え・・・

「変りたいと思いますか?」と質問

「変りたいです」答える。

こういうやり取りの中で次に常務さんにお願いしたのは、

「そういう態度が出たときには、その都度気づかせてあげてください。」と言いました。

“愛とシンプル”が相手に気づかせるポイント!

気づくことから人は変ります。

強い人を育てるには、私はここから始めています。


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2010年12月02日

二宮清純氏の講演から「強い組織を作るならば、強い人を作る」

スポーツ界の経営も一緒ですね。

強い組織を作るということは、その組織を構成する一人一人を強い人材に育てなければ勝てません。

そのためには、

(1)人の才能を認める
(2)その才能を活かす適材適所を考える
(3)適時の決断

その落としどころを考えるのはリーダーの力ということです。

私は最近物事をシンプルに考えるようになりました。

意外に相手の立場や気持ちを考えすぎて、経営陣が社員に一歩引いている光景をよく見ます。

私たちが仕事をするということは、その対価(給与・報酬)を得ているわけですよね。

その対価は、自分の才能や能力を対価以上に発揮して得られるものなのに、毎月目標を達成しなくても対価を貰っていることが常識になっているのではないでしょうか?

対価を得るということは、既にプロではないでしょうか?

スポーツ界は厳しいですよね。

毎年契約更新の時に昨年の成績で年俸が決まるわけですから・・・。

ある会社の営業社員が11月に退職しました。

ストレスで顔面麻痺になり、退職の理由は健康上の問題ということです。

しかし、彼の過去3年間成績を見ると、年間の売上高に対しての粗利益を見ると450万円でした。

対価以上の貢献をしていなかったわけです。

強い人材になっていないことが明らかに分かります。

これからのリーダーは、

才能を見出す力とその才能を活かす力をつけないと強い組織は出来ないということですね。

また、社員も対価を得る以上プロだという意識を持つことが社会に必要とされ人間だということを自覚すべきです。

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2010年12月01日

二宮清純氏の講演から「今は、準備力つけるとき」

11月29、30日は青森出張で昨夜帰って来ました。

青森は、雪の為に飛行機の着陸が20分遅れました。

昨夜からの雪かと思っていたら今朝から降った雪だということですが、飛行機が着陸できないほど積もっていましたから、相当の量が降ったのでしょう。

11月19日に今年最後の千寿会でスポーツジャーナリストの二宮清純さんを講師にお迎えして開催しました。



講演の中で「“準備力”が大事だ」と言われました。

「今回のサッカーW杯南アフリカ大会で日本が世界1位だったものがあります。


さて、それはなんでしょう?

スポーツジャーナリストの二宮清純さんの講演の中で「“準備力”が大事だ」と言われました。

「今回のサッカーW杯南アフリカ大会で日本が世界1位だったものがあります。

さて、それはなんでしょう?

答えは、『オンターゲット率(シュートがゴールの枠を捉えた率)』

これが日本が今回のW杯で活躍出来た原動力だと思っています。

1998年のフランス大会では世界最低のオンターゲット率20%でした。

その日本が、なぜ今回の大会で世界1位の59%という結果を残すことが出来たのか?

それこそが『準備力』です。

今回、日本代表はW杯で使用される公式のボールをいち早く練習に取り入れ、
ボールに慣れていきました。

その結果、本番の試合でもそのシュートがゴールを捉えたと言えるのです。

結果こそが全てという厳しいスポーツの世界を通して『準備は嘘をつかない』のです。」

と話されました。

また、『SKILL<WILL(強い鉄のような意志)』

一流になるためには、スキルよりは強い鉄の意志が大切だとも語ってくださいました。

イチロー『振り子打法』
野茂英雄『トルネード投法』
東京オリンピック女子バレー『回転レシーブ』

などを例に挙げ、誰から何と言われようとも臆すること無く、自分を信じて強い意志で貫き通すことが成功するためには必要であることも語られました。

意思を強く持つこと!

これは、私たち中小企業においても非常に大切なのです。

中小企業の置かれている環境は、いつも厳しい環境にあります。

そこで自社の強みを見極め、それを信じ、強い鉄の意志を持って前面に押し出していくことが必要なのです。

周りの人は、安全策をいつもアドバイスしたがります。

しかし、それでは現況を打開できないことを理解してください。

12月を迎えるにあたり“来年は何を成すべきか”を改めて考えてみては如何でしょうか?

講演の中で、10年、20年、30年、100年先に認められるものでないといけないと言われていました。

今どう乗り越えるかの課題に取り組むことも大事。

しかし、長期的な目標を持っていないと一喜一憂してしまいます。

そのための“準備”をするときです

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