2010年03月27日

社長の分身には鬼軍曹も必要

前回お話したある会社のN部長。

4月をもって退職なんですが、思わず私は感謝のすべき人だと改めて思ったんです。

幹部社員を一人ずつ個人面談するうちに、何故会議で発言しないのかをそれぞれに聞いていくと、

「話をしても聴いてもらえない」

「言いだしっぺが皆やらなくてはいけなくなるので、それはしたくないから言わない」

「過去にいろいろ言った人がいるけれど、そういう人は辞めて行っている」ということでしたが、

そう言いながら、磨けば光る資質を皆持っている。

その一つの原因は、威圧的な強い上司の影響も有るかも知れません。

先日も、N部長が部下に注意をしている様子を見ていると、その内容は、躾をする如く叱っている。

その内容を聞いていると筋が通っているのです。

しかし、部下は「また、文句を言われた」と捉えているんですね。

N部長は、創業者である先代に使えた人です。

おそらく生きる厳しさと仕事の厳しさを教えられてきた人でしょう。

コミュニケーションの取り方に問題は有るとしても、部下から嫌われることを恐れない姿勢には拍手を贈りたいですね。

今、経営者もしかり、上司が部下に余りにも気を使いすぎていることで“ぬるま湯の風土”を作っているように思います。

もっと経営者も幹部も、毅然として「人間として正しいことを正しく言う」この姿勢が組織を活性化することになると思いますよ。

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社長の分身には鬼軍曹も必要

Posted by 矢野千寿 at 13:30│Comments(0)
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