2009年12月09日

母を語る

≪母を語る≫

12月5,6日は、山口市の山口リハビリ病院に、脳梗塞で倒れた母の見舞いにいってきました。

先月までは、怒りの感情が出ているのか、

商売のこととか資金のことや自分の両親(私の立場であると祖父母)の若いころのことなど、

話し続けていましたが、今回は静かであまり話をしません。

母は今年90歳になりますが、

3月に脳梗塞で倒れて意識がはっきりしないままに

4月に長年入院していた96歳の父が亡くなったのもいまだ知りません。

約70年間連れ添った夫婦なのに、母は父を見送ることも出来ませんでした。

90年以上も生きた両親の人生ってなんだろうと改めて思うんです。

皺の一本一本に、秒・分・一時間・一日・月・年(時間)×90年が有るんでしょうね。

その中で、母は、商売の家に嫁ぎ、戦前・戦中・戦後の厳しい環境の中で、

嫁・姑との関係の苦労、三人の子供を育てながら働いても働いても楽にならない苦労、

そんな日々でも決して弱音を吐かない母でした。

弱音をはかないということは気丈だと言うことです。

一口に90年といっても、あのしわの奥に語りつくせない隠されたものを秘めていると思うと、

やたら母を哀れに思います。

私もどんな生き方で人生を終わるんでしょうね。

とにかく、天から「もう良いよ!」言われるまで使命を果たさなくてはと思っています。

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母を語る
Posted by 矢野千寿 at 11:00│Comments(0)
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