2009年11月27日

一隅を照らす人生

昨日、仕事の帰りにあまり夕日が綺麗だったので、

福岡城のお壕端を久しぶりにゆっくりと歩いてみたんです。

濠の水面には白いかもめや鴨など、いろいろな種類の渡り鳥がさも決められた縄張りがあるかのようにそれぞれが群れになって泳いでいました。

濠の周囲の街路樹の紅葉がきれいで、なんだか秋の名残を惜しんでいるようでした。

それにしても、11月の終わりとはいえ暖かいですね。

一隅を照らす人生


一隅を照らす人生


一隅を照らす人生


昨日は、3冊の神渡先生の著書をご紹介しましたが、

今日はその中の『一隅を照らす人生』についてお話しましょう。

天台宗の開組最澄の言葉で、

“一隅を照らすは国の宝なり”という言葉があります。


「国の宝とは金銀財宝のことを言うのではなく、職業は何であろうと、自分の持ち場を最高に思い、そこに真心を尽くす。

そういう人が何人いるかが、国が豊かであるかどうかのバロメーターなのだ。

一隅を照らす人こそが国の宝なのだ。みんなそういう人間になろうではないか」

といって最澄は修行僧を育てたといわれています。


私はこの言葉で、迷いもなく一貫して“中小企業の底上げ”に約20年間取り組んでこられたんだと思っています。

以前、ある人から「貴女は小さな生き方をしているから」と言われたことがあります。

私は、何を基準に大きい生き方と小さな生き方を決めるか?と考えたんです。

「社会への役立ち」を使命として生きている私が、なぜ小さな生き方をしているといわれるのか?

それを、また別の人に聞いてみたんです。

そうするとその方が、「一貫して貫くものがあり、それをひたすらやり抜くことこそ尊いことなんだ」と言われたんです。

それから5年経って今、やはり一つのことを深く掘り下げてきたことが良かったんだと確信しています。

“中小企業の底上げ”という理念を貫いたから、

日本で初の社長夫人育成コンサルタントと言われ、

全国に『社長夫人革新講座』が拡がったわけですから・・・

やはり、一貫して貫くということは大変ですが、大切なことなんですね!


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一隅を照らす人生

Posted by 矢野千寿 at 10:00│Comments(0)
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