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2010年06月07日

有効な作業時間を見てみましょう

社長夫人革新講座(戦略編)で、

パンの製造販売をされている受講生から、

「労働基準監督署の調査があり、就業時間が違反していると指摘があり、朝7時からの営業を9時に変更したことによって売上が落ちた」という質問がありました。

そこで1時間当りの生産性効率を見る方法を話しました。

“稼働率”を分析するポイントをお話しましょう!

ステップ1.実働時間を計算します

実働時間=拘束時間(勤務時間)-正規の休息時間

1.実働時間内の作業行動を分けると大きく二つに分けることが出来ます

(1)打合会議の時間
仕事の打ち合わせに時間

(2)作業投入時間
作業投入時間=実働時間-打合せ会議の時間

2.作業投入時間の中には、以下の二つがあります

(1)余裕作業時間

①間接作業時間
実際仕事にかかるために準備時間で、材料の手配・運搬・掃除などの作業を言います

②仕損時間
不良品の手直しなどの時間を言います

(2)有効作業時間(正味の作業時間)を出します
有効作業時間(正味の作業時間)=作業投入時間-間接作業時間(準備時間)

(3)ここで、余裕作業時間(間接作業時間と仕損時間)に余りも時間を取りすぎると、
有効作業時間(正味の作業時間)が少なくなり、予定の生産量に到らず残業時間が自ずと増えてくる。その結果コストアップにつながることになるわけですね。
 
3.稼働率(%)を計算します

稼働率(%)=有効作業時間÷実働時間×100

4.従って実働時間を100%に対して以下の割合を検証して見ましょう

打合せ時間    %
間接時間     %
仕損時間     %
有効作業時間   %

以上の割合で、有効作業時間の割合が小さいほど、残業時間が増えると共に人件費の増加につながります。

実働時間の配分を見て、生産性を高めるための問題を探しましょう


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Posted by 矢野千寿 at 11:30Comments(0)