理念に基づく経営の実践の実例

矢野千寿

2008年01月26日 09:31

1月21日(月)


米沢は今、来年のNHKの大河ドラマ「天・地・人」の放映が決定し、(主人公は現在の米沢の街割りの土台作りをした直江山城守兼読公)市内のいたるところに「天・地・人」NHKの大河ドラマ決定!と書いた黄色い旗が立ち並び、来年の観光客の集客に大きな期待が集まっています。

初代の上杉謙信公から始まり、その歴史の中で禄高が120万石から15万石にまで落とされ、その藩を立て直した上杉鷹山公の名前は有名ですね。

その米沢に、410年続いている酒蔵 小嶋総本店があります。そこに23代目当主の小嶋弥左衛門という方が居られます。410年続いている家柄だけに、非常に歴史ある上杉家の城下町を愛し誇りに思っておられます。製造している日本酒の銘柄は”東光”です。


24年前には、観光都市米沢にするために多額に資金を投じて、「酒蔵資料館」を開設され、今では観光ルートになっています。

観光都市米沢にする“夢”はまだまだそれだけに止まりません。
現在の小嶋総本店のある場所は、江戸時代に繁栄した城下町の南の商店街だったそうで、その通りに「そぞろ歩きの出来る景観の良い町並み」を作り、観光客がもう一つ加わった名所を楽しめるようにしていきたいという”夢”があるそうです。

その夢の実現の第一歩に今年は、小嶋総本店の向かい側に“東光”が飲める料理店を開設されます。その通りの北端に位置する「酒蔵資料館」と、南端に位置する蔵元の小嶋総本店、そこに日本酒にこだわった料理店が出来れば、今後その通りにはまた楽しい店が並ぶことになるでしょう。

これこそ“理念”の実践です

理念”とは『夢』『使命』『目標』のことです。
『夢』は、城下町の美しい景観を生かした「そぞろ歩きの出来る町並み」作り
『使命』は、観光都市米沢の建設に民間として参与すること
『目標』は、蔵元が率先して、日本酒の料理店(アンテナショップ)の開設をし、米沢の酒を世の中に広げ、地元の販売店の繁栄を支援する。
その成果として自社の繁栄につながる

 これこそ“三方よし”の経営です!!

私はかねてより理念で経営をして成功しておられる経営者に会いたいと思っていたので、
楽しみです


●社長夫人革新講座 開講予定

○福岡 第8期(実践編) 《第1講》2/22(金)《第2講》2/23(土)《第3講》3/14(金)
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○東京 第3期(基礎編) 《第1講》3/7(金)《第2講》3/8(土)《第3講》4/18(金)
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○大阪 第3期(基礎編) 《第1講》4/22(火)《第2講》4/23(水)《第3講》5/20(火)
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○福岡 第26期(基礎編) 《第1講》5/26(月)《第2講》5/27(火)《第3講》6/26(木)
                  《第4講》6/27(金)《第5講》7/25(金)《第6講》7/26(土)
           
○名古屋 第4期(基礎編)  7月開講~9月終了 詳細未定


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