企業の“礎を築く”は、経営資源をいかに活用するか!

矢野千寿

2010年01月06日 10:00

経営資源とは、

『ヒト』『モノ』『カネ』『情報』『時間』のことを言います。

昨年から数社の会社でこの課題に取り組んでいます。

その一環として、各社で幹部社員の個人面談をしてみましたが、

残念なのは幹部社員のほとんどの人たちが“サラリーマン的幹部社員”であることです。

幹部社員には二つのタイプが有ります。

それは、“経営者的幹部社員とサラリーマン的幹部社員”です。

しかし、会社の中では “経営者的幹部社員”が育たないとなかなか会社経営は難しいですよね。

ある製造業で、中間管理職(課長・係長・主任)の人たちを個人面談しました。

今、製造業は非常に経営が厳しい状況におかれ、かなり社内のモティベーションが落ちている中で、

ほとんどの中間管理職は会社非難ばかりしているのが実態です。

その次に、取締役専務、常務取締役にも個人面談をしましたが、

重役であっても“サラリーマン的幹部社員”のレベルでした。

これだから、“経営者は孤独だ”といわれるのも当然ですね。

だから、中小企業の人財(社長を支えるナンバー2)不足の中で

社長夫人を経営陣の一人として育てるために『社長夫人革新講座』を開講したわけです。

ようやく第一次の社長夫人たちが育ち始めましたから、

今年は次の人たちの育成にチャレンジしなければなりません。

中小企業は、少ない経営資源の中で“ヒトを活かす経営”の実践こそが、

存続と発展の鍵となります。一緒に考えていきましょう。



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