2010年02月15日

トップと幹部との意思統一が大優先

“やりがいのある組織風土”を作るには、

先ずはトップと幹部社員の信頼関係を作ることが大切です。

『社長夫人革新講座』の基礎編第3講に、“社長の嘆き”という項目があります。

1.幹部たちが自分の言うことを少しも理解してくれない。

2.事あるごとに幹部を集め、意見を求めてもなかなか応えてくれないし、自分の考えていることと一致しない。

3.企業が正念場を迎え重大な決断をしなければならない時に、いざとなると右腕がいない。

4.このまま、本業をやり続けられるのだろうか。

5.もう一つの柱を作りたいが、何をして良いか解らない。

多くの中小企業の社長は幹部社員に対してこのような不満を持っています。

ある会社でも、

「なかなか取締役達が何にも報告をしてくれない。

決して仕事をしていないと言っているわけではないが、

ホワイトボードにはいつも行き先が書いてあるんだけれど、

何にも報告をしてくれない」

と会う度に社長から不満が出るんです。

この会社も、中堅幹部の個人面談をした結果、

「今の上司の社長とのやり取りを見ていたら出世をしたくない」という人達がいたんです。

それでは、社員の働く意欲が失われると思い“やりがいのある組織風土作り”に課題を絞り込み、

先月から取り組み始めました。

社員の会社への信頼を高めるには、社長と役員との信頼の構築を図らねばなりません。

そのために、月一回私も参加して“役員会”を設けることにしました。

第一回をすでに終わらせましたが、社長と役員の考え方・価値観にかなりのズレを感じました。

しばらくは、社長と役員のこのズレの調整をしなければならないと思っています。

 
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トップと幹部との意思統一が大優先

Posted by 矢野千寿 at 11:00│Comments(0)
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