2010年02月05日

人を生かす

私が、“人は皆必ずなんだかの才能を持っている”ということを確信持てるようになってから、

最近それに関する本と出合うのですが、

最近、稲盛和夫氏著の『人を生かす』を読んでいると、本当に経営の真髄が書いてあります。

ある会社で、社長はじめ幹部のかたのベクトルを同じ方向にしなければならないという課題の中で、

この本を紹介しました。

提案したのは、

「幹部4人の方は、この本を各々一冊ずつ自分のお金で購入して、私にレポートを書いて送ってください」ということでした。

今、何処の中小企業の経営者の中には、

「幹部社員や一般社員になかなか自分の重いが伝わらない」という不満を抱いている人が多いですね。

私は、これからの幹部社員には“経営者マインド” を持たないと経営者とベクトルを一緒にすることはできないと考えています。

昨日、宿題を題していたレポートが送ってきました。

そこには、

経営理念の大切さ

そして、わが社には素晴らしい経営理念があること

経営理念に基づいて行動すること

経営者の責任の重さへの理解

人財育成の重要性

そのためには、自分たちが勉強しなければいけないという気づき

幹部として、部下から尊敬される自分作りの重要性

など、素直に率直に今までの自分が行動してきたことの反省と、幹部としての役割が明確になったことが書いてありました。

社長の評価は、

「幹部4人が共通した書籍を通して考え方のすり合わせができたことが非常に良かった」

と同封された手紙に書いてありました。

書籍は、人の言葉だけでは補えないものがありますからね。

まずは、この仕掛けは成功しました。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか?


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人を生かす

Posted by 矢野千寿 at 13:00│Comments(0)
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