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2008年01月28日

キャッシュフロー経営でタイムリーの問題を見つけましょう

1月26日(土)


 昨日、今回の出張で訪問した社長夫人からお礼のメールを受け取りました。

「今日は有難うございました。社長がこんなに変わるとは思いませんでした。楽しんで頑張っていきたいと思います。有難うございました」という内容でした。

まず、決算書を見ると売上が減少し始めていました。社長もこのままではいけないと思いながら突破口を見つけるべく模索している最中のようでした。

 決算書を見ると営業利益(本業の利益)は黒字ですが、キャッシュフローを見ると経常収支ではマイナスです。明らかに営業収入の不足です。その原因の一つは、シーズンの初めに一括仕入れをするのが慣例になっている事でした。
景気の良いときはそれでも良かったのですが、現在のように売上が伸び悩むと、在庫になってしまい、資金の回収が鈍ってきます。

また、売上が減少している原因は、かつての取引先が同業他社に変わったということで、顧客が減少していることと、その上に、既存客の売上が伸びないということにあります。

さて、この対策は、
ドラッカーは、経営とは「顧客の創造」といっています。顧客がなくなれば当然売上は伸びません。
そのためには、既存客への積極的なアプローチと新規開拓ですが、新規開拓についてはターゲットを変えることも必要かもしれません。いよいよ、戦略の見直しが必要になってきました。
社長が元気になられたのは、その糸口が見えたのだと思います。良かったですね。

社長夫人が経営パートナーとなる“心構え”
≪キャッシュフロー経営で、タイムリーに問題を見つける力が必要です≫

損益計算書で経常利益が出ていても、キャッシュフローで必要資金を賄っているかを見なければ、本当の経営の問題点はわかりませんね。
これからは、我流(勘)の経営や、損益計算書だけで判断すると危険です。キャッシュフローを重視した経営をしなければいけません。経営を“科学”することですね。

社長夫人の皆さん頑張りましょう!


●社長夫人革新講座 開講予定

○福岡 第8期(実践編) 《第1講》2/22(金)《第2講》2/23(土)《第3講》3/14(金)
                《第4講》3/15(土)《第5講》4/4(金)《第6講》4/5(土)

○東京 第3期(基礎編) 《第1講》3/7(金)《第2講》3/8(土)《第3講》4/18(金)
                《第4講》4/19(土)《第5講》5/9(金)《第6講》5/10(土)

○大阪 第3期(基礎編) 《第1講》4/22(火)《第2講》4/23(水)《第3講》5/20(火)
                 《第4講》5/21(水)《第5講》6/20(金)《第6講》6/21(土)

○福岡 第26期(基礎編) 《第1講》5/26(月)《第2講》5/27(火)《第3講》6/26(木)
                  《第4講》6/27(金)《第5講》7/25(金)《第6講》7/26(土)
           
○名古屋 第4期(基礎編)  7月開講~9月終了 詳細未定


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Posted by 矢野千寿 at 08:40Comments(0)